医学教育制度
日本で医師を養成する医学教育は、大学医学部または医科大学(医大)が教育課程の一つである。6年制の教育課程修了により、医師国家試験の受験資格を得ることとなる。
医師臨床研修マッチング
医師免許取得後の臨床研修は2003年度まで努力義務であり、主に出身大学やその関連病院で専門診療科のみ行うストレート方式が一般的だった。2004年度から臨床研修が必修化され、複数の診療科で研修を行うスーパーローテート方式になった。同年度より研修医マッチングがスタート。これは医師免許取得後、臨床研修を受けようとする者が希望する研修プログラムと、臨床研修病院の希望を踏まえて、コンピューターアルゴリズムにより組み合わせを決める制度だ。なお医師臨床研修マッチング参加者(医学生)は、無料で参加できる。
後期臨床研修
後期臨床研修は、2004年度から必修化された2年間の臨床研修(初期臨床研修)修了後、医師としての資質を高め、より高度な専門知識や技能を習得することなどを目的としたもの。後期臨床研修は大学病院や各病院で行われ、研修期間は3年~5年間。この間に到達すべき目標、経験しておくべき疾患と症例数、取得可能な専門医資格は後期臨床研修病院が設定している研修プログラムにより異なる。
学会認定医と学会専門医
日本の認定医・専門医制度は、国の認定でなく、各学会が独自に認定している。認定医は、例えば日本内科学会の場合、日本の医師免許を持ち、学会が認定した施設で一定期間の内科臨床研修を終了し、定められた書類を提出の上、筆記試験に合格しなくてはならない。また専門医は、日本専門医評価・認定機構が各学会と協力し、5年以上の専門研修を受け、資格審査と専門医試験に合格し、学会等で認定された医師を専門医と定義している。また厚労省によると、2008年4月現在、医師の専門性について下記団体が認定する資格について広告が可能とのこと。
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本皮膚科学会 皮膚科専門医
日本麻酔科学会 麻酔科専門医
日本医学放射線学会 放射線科専門医
日本眼科学会 眼科専門医
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医
日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医
日本形成外科学会 形成外科専門医
日本病理学会 病理専門医
日本内科学会 総合内科専門医
日本外科学会 外科専門医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本感染症学会 感染症専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本血液学会 血液専門医
日本循環器学会 循環器専門医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本小児科学会 小児科専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医
日本超音波医学会 超音波専門医
日本臨床細胞学会 細胞診専門医
日本透析医学会 透析専門医
日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医
日本老年医学会 老年病専門医
日本胸部外科学会 心臓血管外科専門医
日本血管外科学会 心臓血管外科専門医
日本心臓血管外科学会 心臓血管外科専門医
日本胸部外科学会 呼吸器外科専門医
日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本小児外科学会 小児外科専門医
日本神経学会 神経内科専門医
日本リウマチ学会 リウマチ専門医
日本乳癌学会 乳腺専門医
日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医
日本東洋医学会 漢方専門医
日本レーザー医学会 レーザー専門医
日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
日本アレルギー学会 アレルギー専門医
日本核医学会 核医学専門医
日本気管食道科学会 気管食道科専門医
日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医
日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
日本ペインクリニック学会 ペインクリニック専門医
日本熱傷学会 熱傷専門医
日本脳神経血管内治療学会 脳血管内治療専門医
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医